ゼロの使い魔

コメント

『ゼロの使い魔』続巻刊行にあたり、関係者及び親交の深かったみなさまからコメントが到着しています。(掲載は順不同・敬称略とさせていただいております。)

兎塚エイジ

まずは作品の再開、とても嬉しいです!
ヤマグチ先生とラストを迎えられなかったのは非常に残念ですが
『ゼロの使い魔』完結に向けて再始動できることは
とても喜ばしいことです。
僕もイラストの方で頑張ってまいりますので
皆さんまたよろしくお願いします!

長谷敏司

『ゼロの使い魔』刊行再開おめでとうございます。
作り手側の心情と読者の要望で刊行されるエンタメというのは、しあわせなものであるように思います。涙だけでなく、汗と想いと時間を積み上げて世に出るのですから。
ずっと待っておりました。一読者として、この物語のフィナーレを楽しみにしています。

三雲岳斗

あれから二年も経って少しは寂しさにも慣れましたが、ヤマグチさんとまた一緒に飲みに行きたいな、
と今でもよく思います。くだらない相談に乗ってもらったり、バカな話で盛り上がったりしたいなあ、と。
なんというか、とにかく魅力的な人だったので。

『ゼロの使い魔』の続きが読めると聞いて、その願いが少しだけ叶ったような気がしています。
なにより今は、ヤマグチさんが思い描いていた物語に再び触れられるのが嬉しい。
『ゼロの使い魔』シリーズ、続刊刊行おめでとうございます。期待しています。

賀東招二

 人気シリーズの終幕の執筆というのは、健康な体でも大変な重荷です。ましてや闘病中とあっては、プロットを作成するだけでも精神的・体力的に相当なしんどさだったのではないでしょうか。ヤマグチさん、本当にお疲れさまでした。

 実際に執筆に取りかかると、途中でプロットに変更を加える必要が出てくることもよくあります。いわゆる『キャラが勝手に動き出す』という現象でして、最初のプロットに忠実に書き進めることがイコール正解、というわけではないことも多いのです。もちろんヤマグチさんもそんなことは百も承知でプロットを託されたのだろうとは思いますが、執筆を担当された方のプレッシャーと苦悩はすさまじいものだったのではないかと想像しております。執筆担当者様、大変な重責の中、本当にお疲れさまでした。どなたか存じ上げないのですが、心から尊敬しております。

 自分も続刊を読み返して思い出にひたりつつ、発刊を楽しみに待とうかと思っております。

宮沢龍生

ヤマグチノボルさんは洒脱な人生の先輩で、ライトノベルの目標で、こうなりたいなと思うオトナの男性でした。『ゼロの使い魔』は一読者として興奮(いろいろな意味で)して追いかけていた作品です。その作品が完結するのは本当に喜ばしいです。最後にサイトとルイズがどうなったのかこの目で確かめたいと思います。

水瀬葉月

ヤマグチさんが生み出したルイズと才人達の物語を、ヤマグチさんのことを思い出しながら、見届けさせていただこうと思います。

藤原祐

今度ヤマグチさんに会う時、自慢したいです。
ゼロの使い魔の最終巻持って行って「これ読みましたよ! 超面白かったですよ!」って。
ヤマグチさんなんて言うかなあ。
いいなあ、って羨ましがるでしょうか。
面白いな! でもルイズはもっとエロくなれたぞ! とかって強がるでしょうか。
そうだろそうだろ、って胸を張るでしょうか。
どんな反応にせよ、嬉しそうな顔で笑ってくれるのは絶対だと思います。
ゼロの使い魔は、作者も読者もみんなを笑顔にする力を持った作品ですから。
僕なんぞが言うことでもないでしょうが、読者の皆さん、思う存分楽しんでください。
ルイズも才人もハルケギニアのみんなもヤマグチさんも、ここにいます。

築地俊彦

 かつて生前のヤマグチさんから「ゼロの使い魔は、中学生からのファンレターがとても多いんだよ」と教えてもらったことがあります。そんなときの彼はとても嬉しそうで、少年少女たちに楽しんでもらえているのを、心の底から喜んでいました。続巻でもきっと楽しませてくれることと思います。  これまでのゼロの使い魔が傑作である以上、これからも傑作なのは、疑う余地がないのですから。

成田良悟

 続刊刊行の報、本当に嬉しく思います。
 お見舞いに行った際、ヤマグチさんがこの続編の構想をお話していた時の笑顔が、今でもハッキリと思い浮かびます。
 ヤマグチさんの生み出した世界やキャラクターが、より良い形で多くの人達の間に息づき、ゼロの使い魔の歴史を紡ぎ続ける事をお祈り申し上げると共に、続編の刊行を心より応援させていただきます。

あざの耕平

 『ゼロの使い魔』シリーズの続刊が刊行されると聞いたとき、一抹の寂しさがなかったわけではありません。振り返ることしかできない、時間の流れを感じました。
 しかし、同時に抱いた嬉しさは、それを大きく上回っていました。
 『ゼロの使い魔』シリーズは、ヤマグチさんの著書の中でも、一番ヤマグチさんの面影を感じさせてくれる作品のような気がします。夢とロマンと洒落っ気と格好良さが、これでもかと詰め込んである感じです。ヤマグチさんがそうだったように、これから先もずっと、大勢の読者の方々に愛され続けるシリーズだと思います。
 続刊刊行おめでとうございます。一ファンとしても楽しみに読ませて頂きます。

山川竜一郎

少なくとも自分の知る作家の中では相当筆が速い方でしたので、
病気で思うように書けなくなり、ファンに作品を届けられない
ことについて歯がゆく感じていたと思います。

どこにも話していないエピソードをひとつ
先日、アニメも無事に終了した弊社の『グリザイアの果実』ですが、
弊社の10周年作品というとこともあり、なんとかして、どんな形でも良いので
ノボルさんに協力してもらうという話が開発当初から完成間近までありました。
最終的には帯に推薦文でも良いから書いてもらおうという話も出ていました。
ゲーム開発中に病気が発覚して、なんだかんだで実現しませんでしたが
ノボルさんにもアニメ見て欲しかったな、アニメ談義したかったな。

自分も時間を見つけて『ゼロの使い魔』読み返してみたいです。

佐藤ひろ美

ノボルさん!そして編集部の皆様
「ゼロの使い魔」続刊刊行おめでとうございます。

シリーズ完結に向けて歩き出すんですね。
良かったですっ(涙)

ノボルさんもきっとあちらで

「いや〜〜〜。なんとか形になるよ〜。良かったよ〜。」

って言ってるんじゃないかな〜と思いました。

思い残すことがないようにと、ノボルさんも、ノボルさんを
囲む私たちも、あの日過ごしていましたが、やっぱり心残り
や思い残す事はちょこちょこあって...

その1つであった「ゼロの使い魔」がやっと形になるってことは
とってもめでたいことだって思います!

ノボルさん、おめでとうございます!

桑島由一

僕らはいつも望んだ物が必ず手に入るとは限らず、時にはそれが永遠に失われてしまったりします。
そんな中で今回のお知らせは、ゼロの使い魔ファンの皆様にとっては大変喜ばしいことでは
ないでしょうか。読者の皆様の幸せですし、ノボルさんも作家冥利に尽きることだと思います。
これを機会に僕も一巻から読み直したいと思います。じゃ、俺ちょっと犬扱いされてくるわ!

上松範康

ノボルさんが、
旅立たれてからもう2年も経っている事に驚きながらも、
それだけ充実な時間を与えてもらえていると、
感謝をしつつ、ペンを走らせております。

ノボルさんが残した功績は大きく、
「ゼロの使い魔」のお話はよく現場でも持ち上がります。
自分自身もアニメの原作を担う事が多く、
作品の0を1に変える難しさ、チームの作り方等、
悩む毎日です。

一緒に作品でお世話になりました、
佐藤ひろ美という小さな生き物と共に、
会社をやってもう10年ですが、
最近、お互いにもの忘れがひどくなり、
怒りあった後に、何で怒っていたか忘れる事も多くなりました。

刻一刻とそちらへ旅立つ日が近づいているのだと痛感しつつ、
このお話もまた今度、茶でも交わしつつ、
笑いの種として、話の花を咲かせられればです。

花といえば紫陽花の綺麗な季節。
蒼が空に溶けたノボルさんの旅立ちの日を思い出しつつ、
また、出会う日まで。

長野聖樹

ゼロの使い魔の続刊刊行、おめでとうございます。
またハルケギニアに行ける事に、またルイズや才人と会える事に、とても嬉しく思っている自分がいます。
それはヤマグチさんが紡いできたハルケギニアという世界や、描いてきたルイズや才人を通して、再びヤマグチさんに会えるからだと思います。
大勢の人に愛される作品を遺せる……作家にとって、これに勝る喜びはありません。
ヤマグチさん、続刊刊行おめでとうございます!

鈴木大輔

正真正銘、ヤマグチさんが世に送り出す最後の作品です。
湿っぽいのが好きではなかったあの人らしい、でっかい 大団円が見られますように。

和音

自分がシナリオライターとして初めてお仕事ご一緒して16年経ちました。当時からノボルさんは自分のずっと先を歩いてる方でした。
そのせいかいくつも年上の印象でしたが、実際ノボルさんがご病気した年齢になり、あれだけの作品を未完で遺す気持ちが少し分かった気がします。
作品が完結向けて再開したのはノボルさんにも待っていた方々にも嬉しい事だと思います。
今後も一読者として完成を応援させて頂きます。